2011年5月8日日曜日

読書「合理的市場という神話」


現在のファイナンス理論が如何に生まれてきたのかがよくまとまっており,
合理的市場を前提とした議論の問題点などがよくわかる本です。

アービング・フィッシャー,ポートフォリオ理論のハリー・マーコヴィッツからバフェット,グリーンスパンなどファイナンス理論と金融市場に大きな影響を与えた巨人たちを中心に数式を使わずに,彼らの業績をわかりやすく書かれていることがこの本の良いところ。
ただし,証券アナリスト試験のレベルの知識がないと内容が理解できないところも多いと思われます。

これを読むとファイナンス理論は役に立たないという人もいると思いますが,
金融市場に関わるなら他の人がいかなる行動原理に基づいているのかを知ることが大切であり,
ファイナンス理論を学ぶ価値はあると私は考えています。

ここ1~2年で,リーマンショックを振り返る内容の本がいろいろ出ているので時間を見つけて読んでいきたいです。

2011年5月1日日曜日

線形代数 確率統計の授業

今週から2回目の授業でした。履修する授業も決まって数学を忘れていることを痛感した1週間でした。

数学の入門の授業では,行列の対角化やコレスキー分解など初めてのことが展開され・・・・
まあやっていることはわかっても自分で再現するのは難しそうなので勉強しなくてはいけない。

確率統計の基礎的なことをやる授業では,ひたすら大学の教養課程でやった統計学を思い出すために手を動かすということをやった。
祝日の中央線でひたすら離散確率の練習問題を解いていました。

仕事も忙しいが,数学を使いこなせるように勉強しなくては,ひとまず今学期は体力づくりに励みます。

2011年4月23日土曜日

最初の授業

震災の影響で,授業の開始が遅れていたが今週から本格的に再開しました。

今学期は,自分の中では基礎を固めることを重点的にやっていきたい。
研究でやりたいことはあるが,まずは基本の技(ファイナンスの基本的理論,統計学)を身につけないといけないと思っています。

今週の授業を受けてみると,数学ばかりです。
大学時代にミクロ経済学とマクロ経済をまあまあやっていたので内容的には記憶にありますが,手が動かない・・・・・
でも,数学は嫌いではないので楽しいです。

今週やったこと
           
①数学の入門・・・線形代数についてやりました。基本的な復習です。でも,覚えていても手が動かない。。Rで計算をやるのが面白い!!そして,宿題が出た。
②統計の入門・・・今週は初回ということで,統計学の基本の講義。EViewsを昔使ったけど,完全に忘れてた
③ファイナンスの入門・・・最初からラグランジュ未定乗数法。。大学生のとき相当やったから覚えてる。
先生は「寝ながらでも解けるように練習するように!!」ということです,夢で偏微分するのは・・・

ということで,今から宿題をやります。

今のやる気を維持できるように頑張ります!!
会社の人や家族の協力のありがたさを痛感した1週間でした。

2011年4月16日土曜日

ICS 研究テーマの発表&チームビルディング

2011/4/15 ICS 国際企業戦略研究科 金融戦略・経営財務コースでの研究テーマの発表&自己紹介をしてきました。
そして4/16( 土)にチームビルディング(合宿みたいなもの)に参加してきました。

まず、同期生でのチームビルディング(みんなでお互いのことを理解するためのオリエンテーションみたいなもの)は非常に良かったです。
なかなか授業だけだとお互いを知ることが出来ない中で,土曜を一日使って自己紹介したりチームでゲームしたりするなかで,お互いの距離が非常に縮まったと思います。
仕事とは離れた社会人同士のつながりは,貴重なものですので大事にしていきたいです。
そして,自分が挑戦してみたい仕事をされている方も多いのでいろいろ聞いてみるチャンスと思っています。(定量的なリスク管理やらリサーチやら年金コンサルなどなど)

研究テーマの発表&自己紹介は,各自の修士論文のテーマについて発表しつつ,自己紹介をするものでしたが,優秀な方が多い&みなさんのテーマがかなり煮詰まっている印象。。
あせりました。
これから他のみなさんに負けないように頑張りたい!!

自分の発表では,自己紹介に時間を使いすぎて研究テーマの発表が荒くなってしまった。
反省です。
明日は,残りの人のテーマ発表とゼミ決めらしいので,仕事をちゃきちゃき片付けて学校行きます!



2011年4月3日日曜日

入学式

世の中では入学式が中止やら延期やら言われている中で,4/1 に大学院の入学式に行ってきました。
といっても普通の講義室で諸説明をうけるという簡素なものでした。予想していた通り。。

相当大変な2年間になりそうだが,自分のやりたいことの入口に立ったなぁとうれしく思った。
授業科目は早稲田と比較したら少ないが,自分の身につけたい計量系の授業が濃密でわくわくした。
(早稲田は基礎的な授業が多い印象であった。簡単に言えば,仕事の現場で直接役に立つ実践的な授業が多い。一方で,ICSは理論的かつアカデミックな授業が多い印象であり,実務には自分の力で応用しろという理解です)
M1の間は基礎力を徹底的に身にみにつけるために,数学・統計・プログラミングの授業をきっちりやっていきたい。
同じコースの人は,30代くらいのひとが多い印象。優秀な方々とのつながりを大切にしたい。

「2年後の自分はどんな自分になっているのか?」
自分のベストを尽くして,家族を大切にしつつ,仕事も研究も上手くやっていきたい。

目先は,チームビルディングとゼミの自己紹介。
これから授業などをこのブログに記録していきたい。

2011年3月21日月曜日

久しぶりに書いてみる

2月末から更新してなかったので書いてみます。

3/11に東京都心のオフィスで地震にあってから,1週間は大変な週でした。
金曜日 社外の人とミーティングしていたら大きな揺れ。。。被災後,完全に家に帰るのあきらめて会社に一泊。
土曜日になんとか家に帰って,買い出し。
なぜかトイレットペーパー買う人がたくさんいて,オイルショック??と疑問に感じた。
必要なものは大体売っていた。

そして週明け月曜日。電車が混んでるので遅刻していったらみんなちゃんと会社に来ている。
みんながちゃんときていることに,真面目かつアホ(ごめんなさい)と思った。
あんな地震が起きたのだから,今後にそなえて半分を自宅待機にするなど危機管理しないのかな?
などなど疑問に思った。

その後は,計画停電(輪番停電)やら原発やらやたらストレスのたまる一週間でした。

大学の卒業式が中止になったり,入試もいろいろ影響受けているようで,
早稲田は授業が5月(?)から始まることになったらしい。(http://www.waseda.jp/jp/news10/110318_nc.html),
ICSはどうなることやら?

今日は,統計学の本を読みつつ,修士論文の計画準備のために調べものして終わった。。
The Economistも読まねば。日本について,久々に書かれた内容が地震。。
政治も社会もこれをきっかけに変わればよいですね。


The fallout

Some natural disasters change history. Japan’s tsunami could be one

2011年2月27日日曜日

不動産市場とマクロ経済をいかにつなげるか part3

つづき。オフィス市場の分析
オフィス市場を売買市場と賃貸市場に分け,参加者について以下の通り分類

<売買市場> 需要者:ファンド,事業会社,デべ および 新規ストック供給者:デべ について
  1. ファンド・・不動産私募ファンド,REITを想定。金融環境の影響を大きく受ける。
  2. 事業会社・・自社保有を目指した一般会社から不動産運用を行っている鉄道会社などを想定。マクロ経済環境や業界動向の影響を大きく受ける。
  3. デべ・・大手不動産会社を想定。関係会社経由での私募ファンドやREITの設立を行っている。系列のファンドと物件売買を行うため,関係する人達の間での取引が多い。
  
<賃貸市場> 需要者:一般企業 および 供給者:物件保有者(ファンド,事業会社,デべ)
  1. 一般企業・・各企業の管理部門から営業所などのオフィスを需要する。マクロ経済環境や業界動向に応じて,支払可能賃料が変化する。企業規模に応じて求めるグレード(S,A,B,Cclass)が異なる
  2. ファンド,事業会社,デべについては,売買市場と同様。
各参加者の動向を分析する上で,重要な経済指標について考察(ざっくりベース)

  • 不動産私募ファンド(物件のオーナーとして)
  ①資本市場全体のリスクプレミアム・・リスクプレミアムが高いと,リスク回避により投資への姿勢が減    退。(リスクプレミアムの縮小見込みがあれば物件取得の積極化し,CAPレートの低下が起こる)
  ②銀行の貸出態度・・レバレッジをかけて物件を取得するため,銀行の貸出態度が軟化すると投資    姿勢が積極化。
  ③金利水準・・借入金利が低下すれば投資への姿勢が改善。
  ④私募ファンドへの投資家の動向・・銀行や年金の投資余力
  • REIT(物件のオーナーとして)
  ①REIT投資口価格の推移・・POによる資金調達が容易な環境であれば,物件取得を積極化。
  ②銀行の貸出態度,金利水準・・不動産私募ファンドに同じ
  • 事業会社(物件のオーナーとして)及び一般企業(物件の賃借人として)
  ①産業動向・・日本の企業セクターは資金余剰部門であるため,長期的な観点から不動産が割安だ    と判断すると購入姿勢が積極化。一方,賃借人としては,個別企業の経営状況に応じて移転など    が行われる。
  ②鉱工業生産指数など企業セクターの統計

  • デべ(物件の供給者兼オーナーとして)
  ①私募ファンドやREITの動向(上述)
  ②銀行の不動産業への貸出態度(日銀短観など)
  ③?? 他に何かありそう。

だんだん訳が分からなくなってきた。 また,考え直してみよう。